フルーツバスケット(16) ISBN:4592178866

透の両親の話と、真知の話がメイン。
「かまって欲しい」「振り向いて欲しい」「必要とされたい」「話を聞いて欲しい」「わかって受け止めて欲しい」って感情は当然おいらの中にもあって、今回は心にズシン!と来る話だった。そんでもって、おいらの中にはまたその逆の感情「かまってあげたい」等々もあったりする。現実問題、常にそう言う相手を求めてる自分はいるんですよね。
そういう風な状況を持続させるのって難しいわけで、自分の思い上がりや迂闊さよって相手を困惑させたり、下手すりゃ傷つけたりして壊れてしまう事もあったり。まあ、他人である以上完全に相手の考えを理解するのは難しいわけで、それでも理解しようとする努力ってしなきゃいけないよね。現実から目を背けないで、相手の話を聞くって事は簡単なようで難しいんだよね。
そんな事を思った、フルバ16巻でした。
ところで、8歳差はアリなら9歳差はどうなんだろう?(爆)。