ニッポン放送

http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/f-et-tp0-050303-0018.html
おいらの勝手な意見で悪いが、双方向性ってのはあんまりメディアの中では魅力的ではない気がする。視聴者やリスナーの意見を参考にするって前にプログでも言っていたが、リスナーはあくまでも素人なので物作りには限度がある。プロが提供するものに対して我々が評価を付けるってのが限度じゃない。それに、ネットやらTVやらラジオなんかのメディアってのは日々の生活の中のゆとりの部分を担当するわけで有って、それがメインじゃないんだからホリエモンが言ってるメディア論は度を過ぎている。ニッポン放送に限った話をすれば、リスナーの大半は職人さんだったり、主婦だったり、受験生などの学生だったりと、「〜しながら聴ける」ってのがラジオの魅力だったりするのですよね。そこにホリエモンが言う双方向性って奴を持ち込むと、ラジオの魅力が半減した上にうざい存在になりかねない。
ホリエモンがどうしても既存メディアとネットの融合をやりたいのであれば、自分で放送局を作ればいい。放送局を作るに当たって、現在では色々と規制もあるだろう。だからといって、既存のものを乗っ取ればいい的な考え方は間違ってる。規制を撤廃、もしくは緩和させる方向に動くならまだしも、乗っ取って変えていくやり方は既存メディアに満足してる人たちにとっては侵略者以外の何者でもない。大体急激に変化させたって、朝や昼の番組を聴いてる世代がついてこれるわけがない。
まあ、とにかくラジオってのはほのぼのとした世界なんだから、殺伐としたものを持ち込まないでよ。やりたきゃ余所でやってくれ。成功する自信は有るんだろ?。